熊本でM7の地震、7人死亡 建物倒壊
(CNN) 14日に大規模地震に見舞われた熊本県で16日未明、今度はマグニチュード(M)7.0の地震が発生し、熊本県の災害対策本部によると7人が死亡したほか、多数の建物が損壊するなどの被害が出ている。
米地質調査所(USGS)によると、今回の震源は熊本市付近で、14日の地震の震源に近い。震源の深さは約10キロと浅く、専門家によると、人口密集地帯を襲ったこともあり大きな被害が出る可能性がある。
菅義偉官房長官は16日朝、記者会見を行い、九州の広い地域にわたり甚大な被害が出ていることを明らかにした。これまでの報告によると、人々が建物などの下敷きになっているケースが23件あるという。
テレビ朝日は、九州で19万2600世帯が停電になっていると伝えた。消防庁によると、熊本県では15日から7262人が避難センター375カ所に身を寄せている。