ドナーの犯罪歴や病歴に「虚偽」、3家族が精子バンク提訴

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(CNN) 精子ドナーはハンサムで健康状態も良好で成績優秀な男性のはずだったのに、実は統合失調症と診断され、大学を中退し、重罪で有罪判決を受けた過去があった――。

米ジョージア州の精子バンクから精子の提供を受けて子どもが生まれた3家族がそう訴え、この精子バンクに1500万ドルの損害賠償を求める訴訟をカナダ・オンタリオ州の裁判所に起こした。企業側は業界基準にはすべて従っていると主張している。

この男性の精子からは、少なくとも36人の子どもが生まれている。

ドナーの審査を怠ったとして訴えられたのは、精子バンクのザイテックス・インターナショナル。原告はほぼ14年がかりで精子ドナーの実情を突き止めたとしている。

原告のうち、オンタリオ州に住むアンジェラ・コリンズさん、エリザベス・ハンソンさんのカップルは2006年に精子ドナーを探し始め、自分たちの医療保険で利用できる精子バンク3社の中からザイテックスを選んだ。

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