石油化学工場で爆発、13人死亡 メキシコ南東部
(CNN) メキシコ南東部ベラクルス州の石油化学工場で発生した大きな爆発について、当局は21日、13人が死亡したことを明らかにした。周辺地域には避難命令が出された。
当局と工場幹部は事故当初、死者は3人と発表していたがこれを訂正。負傷者は136人で、うち88人が入院したとしている。
爆発事故は20日、ベラクルス州コアツァコアルコスにある国営石油会社ペメックスと石油化学大手メキシケムの合弁会社の工場で起きた。黒い煙と有毒ガスが広範囲に広がった。
ベラクルス州のハビエル・ドゥアルテ知事はCNNの系列局テレビサに対し、爆発は10キロ先でも感じられるほど大きなものだったと語った。
爆発の原因は明らかになっていない。
近年、ペメックス関連の施設では爆発などの事故が相次いでいる。
2013年にはメキシコ市にある本社で爆発が起きて少なくとも37人が死亡。その前年にはタマウリパス州のガス関連施設で火災が起き、数十人が死亡した。
Explosión en Clorados III #Pajaritos #Coatzacoalcos pic.twitter.com/V1sHjpyxrV
— Alexander Yep (@alexyepF1) 2016年4月20日