内戦のイエメンに米軍要員、アルカイダ系組織の掃討を支援

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過激派掃討の支援のために、米軍要員がイエメンに派遣されていることが分かった

過激派掃討の支援のために、米軍要員がイエメンに派遣されていることが分かった

ワシントン(CNN) 米国防総省は8日までに、内戦状態にある中東イエメンで少人数の米軍要員が過激派「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」掃討を目指し、地上任務に従事していることを明らかにした。

これら要員のイエメン入りは過去2週間内のこととし、同国内でイランが肩入れするイスラム教シーア派の反政府武装組織「フーシ」と戦うサウジアラビア主導の有志連合軍やアラブ首長国連邦(UAE)軍などへの支援に当たっているという。有志連合軍はフーシに対抗するハディ暫定大統領派を後押ししている。

米政府当局者によると、サウジの首都リヤドにある作戦遂行司令部はこれまでフーシ掃討戦に注力してきたが、最近になってイエメン内のAQAP拠点の駆逐も新たに狙い始めた。

この中でイエメンに派遣された米軍要員の任務は情報収集、助言、援助、海上での船舶阻止、空中給油や医療支援などとなっている。

中東を担当する米中央軍は6日、イエメン内で今年4月23日以降、AQAP拠点に対して4度の空爆を実施し、工作員10人を殺害し、1人を負傷させたと報告した。

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