NATO要員2人が死亡、軍服の2人組が襲撃 アフガン
カブール(CNN) アフガニスタン南部で7日、北大西洋条約機構(NATO)主導の支援部隊員2人が、アフガン治安部隊の軍服を着た2人組に銃で撃たれて死亡した。
現場はNATOが主導する「確固たる支援任務(RSM)」の拠点。ルーマニア人の隊員2人が死亡、1人が負傷した。同国のヨハニス大統領は声明で弔意を表した。
襲撃に対して支援部隊が反撃し、2人組を射殺した。
アフガンとNATOの当局者らが捜査を開始した。反政府勢力タリバーンが犯行声明を出したとの情報もあり、CNNが確認を急いでいる。
NATOはアフガンでの戦闘任務を終えた後、昨年1月からアフガン治安部隊に助言や訓練を提供する支援任務に切り替えた。同8月には南部ヘルマンド州で、支援部隊の車が治安部隊の軍服を着た2人組に銃撃され、乗っていた隊員2人が死亡。NATO側が反撃して2人組を射殺した。
12月には首都カブール郊外のバグラム空軍基地付近で自爆テロがあり、支援部隊の隊員6人が死亡した。今年1月にはヘルマンド州での作戦に参加していた米兵1人が死亡している。