ロシア軍、シリア国内で変わらず存在感 ヘリ・戦闘機が展開
ロシア国防省の報道担当者によると、空爆の標的はシリア北部ラッカやデリゾール県に拠点を築くISISなどの過激派の拠点となっている。
主要兵力の撤退宣言に伴い戦闘機の一部は消えたが、ロシア軍はヘリコプター戦力は強化。攻撃型ヘリ「ミル28」を新たに派遣し、警戒監視飛行に当たらせている。
CNN取材班はフメイミム空軍基地で戦闘爆撃機「スホイ34」を少なくとも6機を確認。爆弾を積みながら飛び立つ様子も目撃した。
シリアでの空爆で中心的役割を果たしている爆撃機「スホイ24」の十数機の存在も目にした。同機は冷戦時代に開発され、1980年代に実戦配備された。シリアに派遣されているのは最新型機種で、標的把握の先端技術を装備しているとされる。