「学校行きたい」、しつけで置き去りの少年が退院 北海道
(CNN) 北海道七飯(ななえ)町の山中で「しつけ」のためとして置き去りにされ、その後、自衛隊演習場で保護された田野岡大和(やまと)君(7)が7日、入院先の病院から両親に付き添われ退院した。
大和君は記者団に体調について聞かれると「大丈夫です」と答えたほか、学校に戻るのを楽しみにしていると語った。
大和君は5月28日に行方不明となり、6日後に保護された。脱水症状などの治療のため今月3日から入院していた。
北海道警察によれば、大和君の両親について責任を問わない方針。ただし、心理的虐待の疑いがあるとして、北海道函館児童相談所に通知を行ったという。