ニースのトラック突入、数カ月前から計画 仏検察
(CNN) 南仏ニースで革命記念日の14日にトラックが群衆に突っ込み84人が死亡した事件で、同国の検察当局は21日、トラックの運転手モアメド・ラウエジュ・ブレル容疑者が数カ月前から攻撃を計画していたとの見方を示した。
フランソワ・モラン検事によると、携帯電話やパソコンを分析したところ、昨年の革命記念日に集まる群衆の写真などが見つかり、ブレル容疑者が少なくとも2015年から攻撃を計画していたことが示されたという。
モラン検事はまた、ブレル容疑者には共犯者がいて、支援を受けていたとも明かした。当局はこの件に関連して5人を拘束し取り調べている。
拘束された1人は交流サイトのフェイスブックを使って、「トラックに鉄を何トンも積み込め」などとブレル容疑者に指示をしていたとされる。