パリ市が難民キャンプ開設へ、年内にも2カ所で計画

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
パリ市が公表した難民向け施設のイメージイラスト

パリ市が公表した難民向け施設のイメージイラスト

「公的スペースに次々と現れる仮設キャンプは健康面や安全面で問題があり、人々は劣悪な環境での暮らしを強いられている。周辺の住民にも迷惑がかかる」と、同市長は指摘する。

2件目のキャンプは市南東部の水道施設跡に建設中で、年内には完成する予定。こちらは家族連れ、単身女性や子どもたちの受け入れ施設となる。

国際慈善団体「エマウス」が両施設の運営にあたる予定だ。

パリ南郊のエソンヌでは5日から6日にかけ、難民向けに建設された入居前のキャンプで火災が発生。仏メディアは放火の疑いを指摘した。周辺ではキャンプの設置に対し、激しい反対運動が起きていた。イダルゴ市長は「卑劣で嘆かわしい犯罪行為だ」と非難し、犯人を見つけて処罰すると述べた。

一方、多数の難民が過酷な生活を送り、別名「ジャングル」とも呼ばれる仏北部カレー郊外の難民キャンプについては、カズヌーブ内相が最近、閉鎖の方針を表明している。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「World」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]