激戦地アレッポ、政権が観光ビデオ 「繁栄」アピール
別のビデオでは山間部の町マアルーラのクリスマスが紹介された。同地はイエス・キリストが使ったとされる言語のアラム語が今も使われている世界でも数少ない場所の1つで、2013年に国際テロ組織アルカイダ系のヌスラ戦線に占拠され、政権軍が14年に奪還した。
国営シリア・アラブ通信(SANA)はツイッターへの投稿で、「世界一危険な都市」といわれるアレッポの住民は今も「華やかなナイトライフ」を楽しんでいるとアピールし、この夏に開かれたイベントの様子とされる映像を公開していた。