米ロ、シリア停戦に向け新たな協議へ 周辺国も参加か

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ケリー米国務長官(左)とロシアのラブロフ外相。シリア停戦に向け改めて協議を行う

ケリー米国務長官(左)とロシアのラブロフ外相。シリア停戦に向け改めて協議を行う

(CNN) 米国とロシアは、シリア停戦に向けた新たな協議を周辺国も交えて15日に行うことになった。米政府関係者が12日、明らかにした。

米国務省によれば、スイスのローザンヌで開かれる会合にはケリー米国務長官が出席。「暴力の停止や人道援助物資の輸送再開を含む、シリア危機解決に向けた多国間のアプローチについて話し合う」という。

ロシア外務省も、会合が開かれることを認めた。

これに先立ちロシアのラブロフ外相はCNNの番組に出演し、会談にはトルコやサウジアラビア、カタールが参加すべきだとの考えを示すとともに、「ビジネスライクな議論をしたい。(国連の)総会のような討議を繰り返すことはしない」と述べた。

ラブロフ外相は、話し合いが「ロシアと米国の停戦合意に含まれていた原則に基づく真剣な対話のスタートになる」のではと期待していると語った。

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