マルコス元大統領を英雄墓地に埋葬 フィリピン
CNNフィリピンが短文投稿サイトのツイッターに投稿した画像には、墓地の外に配備された警察機動隊の姿が収められている。葬儀の取材は許可されなかったという。
ドゥテルテ氏は訪問先のペルーから大統領報道官を通じ声明を発表。「(反対派と賛成派の)双方が最大限に寛容な姿勢を示し、マルコス元大統領の葬儀を受け入れることを望む」としたほか、全国民は自身を傷つけた相手を許す余地を心の中に見つけてほしいとも述べた。
一方、反対派のレニー・ロブレド副大統領は突然の埋葬について、マルコス氏の遺族が「夜盗」のように振る舞っていることを示すものと指摘。「(マルコス氏は)英雄ではない。もし英雄であれば、遺族は恥ずべき犯罪行為のように埋葬を隠す必要はないだろう」と述べた。
埋葬を受け、マニラ市内では抗議活動が起こった。