北朝鮮への制裁強化、安保理が決議採択 石炭輸出に規制
安保理は今年に入り、北朝鮮の核実験や弾道ミサイル実験に関して9回の緊急会合を開いた。これほど多くの緊急会合招集は前例がないと潘事務総長は指摘している。
決議案に関する協議は、北朝鮮が核弾頭の実験に成功したと発表した9月9日の直後から始まった。米国のパワー国連大使は、北朝鮮による「危険な選択」に対応して安保理会合が開かれたと説明。決議が全会一致で採択されたことを評価し、中国、日本、韓国の決議採択に向けた取り組みを評価した。
中国は11月29日の時点で決議に賛成すると表明。外務省報道官は「今回の反応は、主に北朝鮮の核活動を対象とする狙いをはっきりさせなければならない」「北朝鮮市民の生活、人道上の必需品、発展に影響を及ぼしてはならない」と強調していた。