アレッポ東部、市民の避難開始 逃れる先も戦闘地域
トルコの国営通信社によれば、同国のユルドゥルム首相はロシアのメドベージェフ首相に対し、避難が安全に進められ、市民への被害がないようにと念押ししたという。
一方、シリアのアサド大統領は15日、アレッポの「解放」を祝う国民へのメッセージを発表。「1人1人のシリア市民の手で歴史が書かれている」と述べた。
ケリー米国務長官は、関係者すべてが停戦の維持に向けて努力すべきだと述べるとともに、アレッポからの避難が平和裏に行われなければならないと主張した。
「誰もが最も見たくないもの、それは(反体制派が支配するアレッポ東部の)狭い地域が(ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で大量虐殺事件が起きた)スレブレニツァの再来となることだ」