アレッポ東部、市民の避難開始 逃れる先も戦闘地域

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住民の避難にはバス20台と救急車13台を使用

住民の避難にはバス20台と救急車13台を使用

(CNN) シリア北部の都市アレッポをめぐりアサド政権と反体制派の間で停戦が成立したことを受け、反体制派の拠点だった市内東部では15日、一般市民と反体制派の避難が始まった。

多くは近くのイドリブ県にある反体制派支配地域に移送される。ここは残された数少ない反体制派の拠点で、アサド政権側が次に制圧を狙うとみられる場所でもある。反体制派の戦闘員らもここへの移動が認められた。

国際赤十字委員会シリア代表によれば、15日には避難の第1陣と第2陣合わせて3000人近い住民と40人を超えるけが人がアレッポ東部から運び出された。

シリア国営テレビによれば、避難は16日も続くという。

一方、イドリブ県ではアサド政権側の空爆が続いており、この数週間で数十人の死者が報告されている。

今回の停戦合意は、トルコとロシアの仲介による一時停戦が崩壊したのちに新たに結ばれたものだ。

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