トランプ氏、中東和平で「2国家共存」にこだわらない考え
トランプ大統領はイスラエル問題をめぐる選挙戦での「公約」から後退した発言も行った。トランプ氏は選挙中、イスラエルは入植地の建設を続けるべきだと発言していたが、今回は「入植地について少し自制してもらいたい」と述べた。
トランプ氏は、米大使館をエルサレムに移したい意向を改めて示したものの、就任前の公約と異なり、近い将来に実行するかどうかについては明言しなかった。
トランプ大統領はまた、国連がイスラエルに厳しい対応を取ろうとした場合には米国がイスラエルを守ると述べた。トランプ氏は国連はイスラエルを「非常に不公平に」扱っているとの見方を示した。