大統領府付近で車爆弾テロ、10人死亡 ソマリア首都

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爆弾テロに使われた車両の周りに立つソマリア軍兵士

爆弾テロに使われた車両の周りに立つソマリア軍兵士

(CNN) ソマリアの首都モガディシオで21日午後、車に仕掛けられた爆弾が爆発し、当局によると10人が死亡、少なくとも15人が負傷した。

連邦警察幹部の発表によると、爆発は大統領府の入り口から約150メートル離れた検問所で起きた。

国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派「シャバブ」が傘下のラジオ局を通して犯行声明を出した。シャバブ側は死者20人と発表したが、同組織は犯行による死者数を誇張して伝えることが多い。

モガディシオ市長の報道官によると、死者の中には兵士1人と、沿道で覚せい作用のある植物「カート」を売っていた女性数人が含まれていた。

治安部隊が封鎖した現場からは、濃い煙が立ち上っている。救急車が送り込まれ、負傷者を市内の病院へ運んだ。

シャバブが同市内のテロで犯行を認めるのは、今月に入って2度目。13日には2件の爆発で4人が死亡した。今年1月の爆弾テロで21人、2月にも車爆弾で30人の死者が出ていた。

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