インドで続く女児中絶、活動団体が潜入作戦で告発
性別を判定できる超音波検査の装置を使う医師に登録が義務付けられ、地方当局が啓発活動を進めることも盛り込まれたが、15年たった今も法を執行する「政治的意志」が欠けていると、デシュパンデさんは懸念する。
活動を始めた当初は、安い録音機を持って自ら証拠を集めていた。今ではホットラインに入る市民からの通報に基づき、ボランティアの妊婦が医院に出向く手法を取っている。
当局が法の執行態勢を強化しない限り、中絶を止めるにはこれが唯一の道だと、デシュパンデさんは話している。