革命から百年、復活のロシア正教会<3> 強硬な動きには反発も

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ロシア正教会の活動が活発化している

ロシア正教会の活動が活発化している

ロシア・サンクトペテルブルク(CNN) 保守派のビタリー・ミロノフ議員はCNNの取材に、「この反キリスト教活動という病は消え去るだろう」と指摘。そのうえで、汚い英語表現を使いオバマ前米大統領を非難した。

前回「革命から百年、復活のロシア正教会<2> ソ連崩壊後に変化した役割」はこちら

「偽の価値観にはオバマ氏とともに居てもらおう。彼が導入した同性婚や麻薬、マリフアナとともにだ」「オバマ氏には地獄に残ってもらおう。我々ロシア人と米国人は前に向かっている。家族、教会、国家という真の価値観に向かって進んでいる」

ロシアは公式には世俗憲法により統治されており、この憲法がさまざまな宗教や民族に適用されている。

ただロシア政府はこの5年間に、法律を導入したり刑法体系に修正を加えたりして、「宗教の自由への侮辱」を摘発してきた。

最も有名なのはフェミニズムを掲げるパンクバンド「プッシー・ライオット」に関する件だ。同バンドのメンバーは2012年、プーチン大統領を糾弾する歌を披露するため、救世主ハリストス大聖堂に乱入。これを受けて禁錮2年の量刑を言い渡され、22カ月間にわたり服役した。

無神論者のブロガーが、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」を教会でプレーする様子を動画に収めて投稿した後に、「宗教感情を侮辱した」として訴追されたとの報道もある。

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