トランプ氏よりもプーチン氏を「信頼」 世界調査
ワシントン(CNN) 世論調査機関のピュー・リサーチ・センターは28日までに、世界37カ国で実施した世論調査で、ロシアのプーチン大統領を信頼できると答えた人の方が、米国のトランプ大統領を信頼できると答えた人よりも多かったと発表した。
ピューの調査では、「世界情勢に関して正しいことをしている」という観点から、37カ国の市民が世界各国の指導者に寄せる信頼度を比較した。
その結果、プーチン大統領については27%が信頼できると回答。これに対してトランプ大統領の信頼度は22%にとどまった。ドイツのメルケル首相は42%だった。
トランプ大統領が掲げる「米国第一」の政策は各国で不評を招き、国際的な貿易協定からの撤退やパリ協定からの離脱については、不支持が7割を超えた。
一方、前任のオバマ前大統領の最終年の実績については、37カ国の回答者の約3分の2が信頼できると答えていた。