トルコ沖でM6.7の地震、ギリシャの島で2人死亡
(CNN) トルコ南西部沖で21日未明、マグニチュード(M)6.7の強い地震があり、ギリシャ領のコス島で少なくとも2人が死亡した。地元自治体が明らかにした。
米地質調査所によると、震源地はギリシャとトルコの間の海底で、コス島の北東16.2キロの地点。両国で約20万人が、強い揺れ、または非常に強い揺れを感じた。
震源に近いトルコ西部の港湾都市ボドルムが激しい揺れに見舞われる映像も、インスタグラムに投稿された。
地元自治体によると、ボドルムでは現時点で死者が出たという情報は入っていないという。
アナトリア通信がボドルム市長の話として伝えたところでは、道路1カ所が崩壊し、船舶を係留していたロープが高波で寸断されて数隻が破損した。
ボドルム近くの村に滞在中だったCNNの特派員によれば、最初の揺れから3時間の間に少なくとも12回の余震が発生したという。