ISISとタリバーンが合同で襲撃か、50人死亡 アフガン
アフガニスタン・カブール(CNN) アフガニスタン北部サリプル州の当局者は8日までに、反政府勢力「タリバーン」と過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS )」が合同で州内の村を襲撃し、女性や子どもを含む50人が殺害されたと明らかにした。一方、タリバーンはこの見方を否定している。
地元当局者によれば、襲撃があったのは今月3日の午後で、48時間戦闘が続いた。戦闘により、武装勢力のメンバー10人が死亡し、12人が負傷した。
村の犠牲者は首をはねられたり、銃で撃たれたりした。
タリバーンの広報担当者は、合同での襲撃を否定した。広報担当はCNNの取材に対し、「完全に間違っている。敵によるプロパガンダだ。ISISは我々の敵だ」と述べた。別のタリバーンの関係者も民間人の殺害を否定し、敵によるプロパガンダとの見方を示した。
アフガニスタン内務省の広報担当によれば、政府は襲撃を受けた地域を奪還するための作戦を計画しているという。