金正恩委員長に第3子誕生か、今年2月 韓国情報当局

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金正恩氏(中央)と李雪主氏=2013年

金正恩氏(中央)と李雪主氏=2013年

ソウル(CNN) 韓国国家情報院(NIS)は30日までに、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長に3番目の子どもが生まれていたことが分かったと伝えた。

与党民主党の議員によると、この件については28日に議員に説明があった。金委員長の妻、李雪主(リソルジュ)さんは2月に出産したと思われる。生まれた子どもの性別は分かっていない。

金委員長の一家について詳しいことはほとんど分かっていない。複数の議員はNIS以外の関係者から入手した情報として、第1子は2010年に誕生した男の子で、第2子は13年に生まれた女の子だと話している。

13年に北朝鮮を訪問した米プロバスケットボール(NBA)の元スター選手、デニス・ロッドマンさんは、金委員長夫妻の娘は「ジュエ」という名前だったと明かし、金委員長を「いい父親」と形容していた。

李さんを巡っては、昨年後半から数カ月にわたって公の場に姿を見せていなかったことから、妊娠説が流れていた。2月の出産はこの情報ともつじつまが合う。

李さんは2011年に行われた金委員長の父、金正日(キムジョンイル)氏の葬儀で正恩氏に寄り添う姿が目撃され、韓国の情報機関は翌年になって、夫妻が2009年に結婚していたことを確認した。

韓国の議員が2012年に明らかにしたところによると、李さんは中国への留学経験があり、2005年のアジア陸上大会では北朝鮮のチアリーダーの一員として韓国を訪問していた。年齢は30歳前後と推定される。

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