北朝鮮、6回目の核実験か M6.3の揺れを観測
ソウル(CNN) 米地質調査所(USGS)は3日、北朝鮮北東部で同日、大規模な爆発がありマグニチュード(M)6.3の揺れが観測されたと報告した。
韓国の気象庁は「人工的」な地震と位置付けた。北朝鮮による6回目の核爆発の可能性がある。北朝鮮は昨年、2度の核実験を強行している。
今回の爆発が起きた場所は、北朝鮮の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場から遠くない。
韓国大統領府によると、同国政府は現地時間の午後1時半に文在寅(ムンジェイン)大統領が仕切る国家安全保障会議(NSC)を招集した。
日本の気象庁も北朝鮮で3日午後0時31分ごろ、M6.1の揺れを観測したとし、自然発生的な地震とは異なる波形を示したと発表した。
北朝鮮は昨年、2度の核実験を強行している。北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は核開発を加速させ、弾道ミサイル発射実験なども繰り返して実施し、国際社会から非難を浴びている。