ICBMに搭載する「水爆」、金正恩氏が視察 北朝鮮報道
ソウル(CNN) 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は3日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載する水爆を金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が視察したと伝えた。
KCNAによると、正恩氏は核兵器研究所を訪れた際に水爆を視察した。「爆発規模を数十キロトンから数百キロトンまで調整できる多機能の水爆」で、目的に応じて高度の高い空中で爆発させる電磁パルス(EMP)攻撃にも使えると報じている。
北朝鮮は今年、速いペースでミサイルの発射実験を繰り返してきた。先月29日には「火星(ファソン)12」と称する中距離弾道ミサイルが日本上空を通過するなど、米国や日本、韓国との緊張がますます高まっている。