韓国軍、北朝鮮攻撃想定の射撃演習 安保理が緊急会合開催へ
(CNN) 北朝鮮による6度目の核実験を受けて、韓国陸軍と空軍は4日早朝、合同実弾射撃演習を実施した。韓国軍合同参謀本部が発表した。
演習では北朝鮮の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場に対する攻撃を想定して、地対地弾道ミサイルやF15戦闘機で韓国東岸沖の目標を攻撃した。
北朝鮮は今回の実験について、水爆を大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載できる能力を実証したと主張。各国の専門家も、北朝鮮が実施した核実験の中では過去最大級の威力だったと指摘している。
国連安全保障理事会は米国、日本、フランス、英国、韓国の要請を受けて、米東部標準時の4日午前10時から緊急会合を開く。国連のグテーレス事務総長も、「地域の安全を根底から揺るがす」として北朝鮮の核実験を非難した。