米国連大使、北朝鮮は「戦争を渇望」 安保理緊急会合

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北朝鮮への対応を巡り、米国と中国の間には意見の相違がみられる

北朝鮮への対応を巡り、米国と中国の間には意見の相違がみられる

しかしヘイリー国連大使はこの発言に先立ち、そのような提案は「侮辱的」だと反発を示していた。同氏は「ならず者がこちらへ向けて核兵器や大陸間弾道ミサイル(ICBM)を構えている時に、防御を緩める者はいない」と力説した。

トランプ米大統領は4日、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と電話で40分間にわたって会談した。両首脳は北朝鮮への対応を協議するなかで、韓国の弾道ミサイルに搭載する弾頭の重量制限を解除することで合意した。

米ホワイトハウスによると、トランプ氏はさらに、韓国が米国から大量の武器や装備を購入する計画の大筋を承認した。

韓国は4日、北朝鮮の核実験に対抗して大規模な軍事演習を実施。さらに米軍から導入している高高度防衛ミサイル(THAAD)の発射台4基を追加配備すると表明した。

この動きにはロシアと中国が強い警戒感を示している。ロシアのリャブコフ外務次官は同日、THAADに対抗して太平洋でのミサイル配備を強化する可能性に言及した。

文氏は同日、ロシアのプーチン大統領とも電話で会談し、北朝鮮への原油供給や外貨の流れを断つ方策を協議した。

またトランプ氏とメルケル独首相の電話会談では、メルケル氏が欧州連合(EU)と協力して北朝鮮への制裁を強化する方針を確認した。

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