独当局、テロ容疑で3人拘束 ISISメンバーか
(CNN) ドイツ連邦検察は19日、当局が最近実施したテロ摘発作戦で、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」のメンバーだったとみられるイラク人の男ら計3人を拘束したと発表した。
それによると、イラク人2人のうち1人は19歳以上で、もう1人は31歳。18日に首都ベルリン市内で拘束された。
2人はISISのメンバーとして2014年6月にイラク北部モスルでイスラム教シーア派の女性2人の殺害に関与し、同年10月にはイラク人警官を殺害した疑い。
31歳の男は15年7月にドイツへ渡り、イラク人2人をISISへ誘い込もうとしたり、別のイラク人に対して自爆テロを実行するよう説得を試みたりしたとされる。
検察によると、今月13日には独北部シュレースビヒホルシュタイン州で、シリア国籍の24歳の男が拘束された。シリアで複数のテロ組織に加わっていた疑い。
独当局はプライバシー保護法に基づき、容疑者の実名を非公表としている。