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「帰国時から死の床に」、北朝鮮で拘束の米学生 両親語る最期 CNN EXCLUSIVE

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帰国時のオットーさんの様子を説明する父フレッドさん(左)と母シンディさん

帰国時のオットーさんの様子を説明する父フレッドさん(左)と母シンディさん

このような姿は予想していなかったというフレッドさんは、息をのむ司会者を前に、さらに描写を続けた。

「息子の頭髪はそられていた。両目はぐるぐる回っていて、皿のように大きく見開かれていた」「目は見えず、耳は聞こえず、栄養補給の管をつけられていた」

家族は1年5カ月前から消息を絶ったオットーさんを探し、必死になって接触を試み続けてきた。しかしその努力は実らなかった。

「息子は完全な植物状態だった」「オットーに安らぎはなかった」(フレッドさん)

帰国から2日後、オットーさんは高熱を出し、その4日後に死亡した。

オットーさんの身体には、原因不明の負傷が数多く見つかった。下の歯は並び替えられたような痕があり、右足には大きな傷痕が残り、両手両脚は「完全に変形した」状態だったという。

「私たちの所へ帰ってきたとき、息子は死の床にあった」とフレッドさんは言う。シンディさんは、「だから息子は解放された」「自分たちの国で息子が死ぬことを彼らが望まなかったから」と話す。

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