北朝鮮、米共和党関係者に接触 トランプ氏の真意探る狙いか

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激しい非難の応酬を繰り広げているトランプ米大統領(左)と金正恩朝鮮労働党委員長

激しい非難の応酬を繰り広げているトランプ米大統領(左)と金正恩朝鮮労働党委員長

ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が非難の応酬を続ける中で、北朝鮮の当局者が密かに米与党共和党関係者に接触を試みている。その背景には、トランプ政権の真意を探ろうとする狙いがあると思われる。

複数の関係者によると、北朝鮮当局者はトランプ大統領が就任した今年1月以来、前政権との政策の違いを探る狙いで接触を試みるようになった。

共和党のレーガン政権と父ブッシュ政権時代の国家安全保障会議(NSC)メンバーだったダグラス・パール氏は、今年に入って複数回、北朝鮮の接触を受けたといい、「彼らは新大統領より優位に立ちたい意向だったが、そうはならなかった」と語る。

米中央情報局(CIA)の元調査員で北朝鮮に詳しいブルース・クリングナー氏は言う。「彼らは新政権下の米国の政策について、できる限りの情報をつなぎ合わせようとしている」「だがワシントンにいる我々でさえも、政策の内容について混乱や疑問が生じることがある。つまり、遠く離れたソウルや東京、そして平壌からワシントンについて見極めようとするのがどんなことかは想像の通りだ」

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