小型機墜落、米観光客ら12人死亡 中米コスタリカ
(CNN) 中米コスタリカ北西部のグアナカステ州で12月31日午後、小型機が墜落し、当局によると、米国人10人を含む12人が死亡した。
墜落したのは単発ターボプロップ機「セスナ208Bグランドキャラバン」。コスタリカのソリス大統領はソーシャルメディアに投稿した声明で、同国の操縦士2人も死亡したと明らかにした。生存者はいなかった。
墜落原因は現時点では不明。当局は犠牲者の遺体収容に注力しているとし、1日に調査を開始する方針を明らかにした。
コスタリカ公安当局がフェイスブックの公式ページに投稿した画像には、同機が森林地帯で炎に包まれ、黒焦げになった残骸から煙が立ち上る様子が写っている。
ソリス氏はツイッターで弔意を表明。犠牲者の遺族を支援するためあらゆる手を尽くすと言明した。
複数の当局者によれば、墜落機はコスタリカの航空会社ネイチャーエアの保有機材だという。現時点で同社関係者のコメントは得られていない。