中国、最新鋭ステルス戦闘機「J20」を実戦配備

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最新鋭ステルス戦闘機「J20」が実戦配備された

最新鋭ステルス戦闘機「J20」が実戦配備された

(CNN) 中国の最新鋭ステルス戦闘機「J20」が、中国人民解放軍空軍に実戦配備されたことが12日までにわかった。中国人民解放軍の公式サイトや新華社通信が伝えた。

中国の第4世代ステルス戦闘機J20は、米軍のステルス戦闘機「F22」「F35」に対抗する存在として、空中戦と地上攻撃を想定して開発された。

人民解放軍空軍の広報は新華社通信に対し、「包括的な戦闘能力を高め、中国の主権と安全、領土の守りを強化する」とコメントしている。

米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)は中国の軍事力について昨年まとめた報告書の中でJ20について、敵の領空攻撃や地上攻撃に使われる可能性があると指摘していた。

さらに、もしJ20に長距離空対空ミサイルを搭載すれば、米軍の空中給油タンカーや早期警戒機、指令機といった中核的な戦力を脅かす可能性があるとも指摘した。

中国の軍事専門家は人民解放軍の英語版への寄稿の中でJ20について、「将来的に、中国を空中で挑発しようとするライバルと交戦する」と解説。

J20の登場で、アジア太平洋地域における空軍力の均衡は変化すると述べ、「かつてステルス戦闘機で武装する能力を持っていたのは米国と日本のような米の同盟国のみだった。だが今や、この地域における彼らの独占は、中国のJ20によって破られた」としている。

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