ラオスで建設中のダム決壊 数百人が行方不明、6千人が家を失う
(CNN) ラオスからの報道によると、同国南東部のアッタプー県で建設中のダムが決壊し、住民ら数百人が行方不明になっている。
国営ラオス通信によると、セピエン・セナムノイ水力発電所のダムが23日に決壊し、少なくとも6つの村が被害を受けた。
24日までに数人の死亡が確認され、6000人以上が家を失ったという。
トルトン首相は予定されていた月例の政府会合を中止して救助、救援作戦を見守っている。
ダム損傷の程度や、水が引く見通しは今のところ明らかでない。
このダムは2013年2月に建設が始まり、今年から運転される予定だった。総工費は10億2000万ドル(約1100億円)と推定されていた。