脳性まひの12歳少年、目の動きで書いた本を出版 英
母親のチャンタルさんは息子の著書について、脳性まひ患者の生活について書かれたものだが、そこに込められたメッセージの多くは普遍的なものだと強調。同じ状況にある親子にも何かが伝わればと期待を寄せつつ、「ジョナサンが肉体的にできることはあまり多くはないが、だからといって心も活動的でないということにはならない」と話した。
ジョナサン君は本を書いた動機について、自分と同じような人のために役に立ちたかったと説明。「E-トラン・フレーム」を使い、「ぼくは声を持たない人の声になる」と語った。
本の売り上げの一部は、学習障害の有無にかかわらずすべての子どもたちに読み書きを教える教育システムを推進する慈善団体に寄付される。