アフガン駐留米兵2人が死傷、「内部」の犯行か
ワシントン(CNN) アフガニスタンに駐留する北大西洋条約機構(NATO)連合軍は、同国東部で3日、米軍のメンバー1人が死亡、もう1人が負傷したと発表し、「内部の犯行」との見方を示した。
死亡した米兵の身元は公表されていない。アフガン駐留米軍で今年6人目の死者となった。負傷した米兵の容体は安定しているという。
駐留米軍とNATO軍を統括するミラー司令官は声明で、亡くなったメンバーは自ら志願してアフガンでの任務に就いていたことを明かし、「かれを知る全ての人々にとって、またこの先かれと出会うことのない全ての人々にとって、悲劇的な喪失だ」「我々の務めはかれをたたえ、遺族をいたわり、そして任務を続行することだ」と述べた。
ミラー氏は2日、アフガンの首都カブールでの式典で、前任者のニコルソン大将から司令官の任務を正式に引き継いだばかり。
アフガン南部では今年7月、同じように内部の者によるとみられる犯行で米兵1人が死亡、2人が負傷していた。