ジャーナリストの焼身自殺でデモ激化、警官隊と衝突 チュニジア
チュニジアでは2010年、首都チュニスでモハメド・ブアジジさんが焼身自殺したことをきっかけに抗議デモが激化、「アラブの春」と呼ばれる運動が11年にかけて北アフリカから中東へ広がった。
ブアジジさんの焼身自殺が発端となって当時のベンアリ政権は崩壊。その後民主化は進展したものの、厳しい経済状況が続き、失業率は高いままだった。
今回の抗議デモについて内務相は、理由については理解できるとした上で、デモの権利は法を逸脱しない範囲で行使し、夜間は行わないよう呼びかけた。