イングランド、土壇場でチュニジアに競り勝つ ベルギーはパナマに完勝
(CNN) グループGはイングランドが2-1でチュニジアに競り勝った。主将でFWのケーンが試合終了間際、ヘディングで勝ち越し点を挙げた。同じくグループGのベルギー対パナマは、ベルギーが3-0と完勝した。
イングランドは前半11分、ケーンのワールドカップ(W杯)初ゴールで先制。一方のチュニジアは前半に得たPKをサシが決めて同点に追いついたものの逆転には至らず、最終盤の失点で勝ち点0に終わった。
W杯初戦でイングランドが勝利するのは2010年の南アフリカ大会以来。一方のチュニジアは、W杯本大会での勝利を12試合連続で逃したことになる。
先に行われたグループGのもう1つのカードは、タレントぞろいのベルギーがW杯初出場のパナマを3-0で下した。
大方の予想に反し前半を無得点に抑えられたベルギーだったが、後半はメルテンスやルカクがゴールを重ね、危なげなく勝ち点3を手にした。
今大会はこれまで、ドイツ、アルゼンチン、ブラジルといった強豪国が初戦で勝ち点を取りこぼす波乱の試合が続いている。