パリのアパート火災、死者10人に 放火の疑いで住民を拘束
(CNN) フランス・パリ西部の高級住宅地にあるアパートで5日未明に発生した火災で、パリ検察によれば、少なくとも10人が死亡した。
検察はこれより前、意図的に火がつけられた可能性があるとの見方を示していた。
消防当局によれば、少なくとも37人が負傷した。このうち6人が消防隊員。
住民の40歳の女が拘束された。女は出火直後に路上で拘束されたという。検察によれば、女は精神的な問題を抱えていた。
8階建ての建物の7階と8階が焼けた。消防が住民の捜索を行っており、死者数が増える恐れもある。
火災の起きた建物によじ登る消防隊員/Paris Fire Department via AP
約30人がはしごを使って建物から避難したほか、隣接する建物2棟にも予防措置として退避の指示が出た。