若者600人の集団が暴徒化、警官に投石 独フランクフルト
(CNN) ドイツのフランクフルト市内で23日夜、インターネット上の呼び掛けに応じてゲリラ的に集団パフォーマンスを披露する「フラッシュモブ」の若者らが暴徒化し、警官にけがを負わせる騒ぎがあった。
フランクフルトの繁華街ではこの日、10代の若者ら約600人が集まって路上を走り回った。
主催した少年(17)に警官が退去命令を出そうとしたところ、この少年が警官を殴りつけた。少年が拘束されると、ほかの参加者が警官らに向かって石を投げ始めた。
警察によると、少年は地面に押さえ付けられて軽傷を負い、病院で治療を受けた。また集団からの投石で男性警官2人と女性警官1人が負傷し、このうち1人は頭に石が当たったという。
現場にはユーチューブのユーザー2人とそのファンらが集まっていた。警察は責任者に対し、被害への弁償を命じるかどうかを含めた捜査を開始した。
首都ベルリンでも21日、別のユーチューブ・ユーザーが同様の集まりを主催し、参加者らが拘束されていた。