園児の食事に毒物、教師を拘束 中国の幼稚園

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香港(CNN) 中国・河南省焦作市の幼稚園で園児の食事に毒物を混入させたとして、教師が拘束された。

地元当局が1日、ソーシャルメディア上で発表したところによると、この幼稚園では3月27日午前、給食のかゆを食べた園児23人が体調を崩した。

このうち1人は現在も治療中。さらに7人が今も入院している。残る15人はすでに退院した。

警察が捜査したところ、園の教師がかゆに亜硝酸塩を入れていたことが分かったという。

亜硝酸塩は肥料や保存料、弾薬などに含まれる成分で、大量に摂取すると心拍数の増加やおう吐などを起こし、死に至ることもある。

父親の1人は国営紙「環球時報」に当日の様子を語った。幼稚園から子どもが吐いて気を失ったという連絡を受けて駆け付けると、子どもは意識不明の状態だった。衣服は吐しゃ物にまみれ、ほかの子どもたちも青い顔でおう吐していたという。

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