ロシア軍施設で銃乱射、8人死亡 兵士を拘束
モスクワ(CNN) ロシア・東シベリア南部チタの軍施設で25日、銃乱射とみられる事件があり、捜査当局によると要員8人が死亡した。当局は容疑者の兵士を拘束した。
連邦捜査委員会と国防省によれば、拘束された兵士は軍施設で午後6時20分ごろ、警備の交代時に同僚に向けて発砲し、士官2人と下士官6人を殺害した疑い。
8人は現場で死亡、負傷した軍要員2人が病院に搬送された。負傷者の命に別条はないという。
現場にはカルタポロフ国防副大臣率いる国防省のチームが空路で向かった。現在調査が進められている。
連邦捜査委員会は刑事捜査に着手したことを明らかにした。
ロシア軍や旧ソ連軍ではかつて組織的ないじめがまん延し、いじめられた兵士が同僚に兵器を向けることもあった。現在ではこうした事件は比較的少なくなっている。