シベリアでダム決壊 15人死亡、6人不明 ロシア
モスクワ(CNN) ロシアのシベリアで19日、金鉱山のダムが決壊し、少なくとも15人が死亡した。まだ6人が行方不明になっており、一夜明けた20日も懸命な捜索活動が続けられている。
災害対策当局によると、モスクワから約4000キロ離れたクラスノヤルスク地方の入植地シェチンキノで、セイバ川のダムが決壊した。
捜索救助隊はヘリコプターでシェチンキノに到着。19日夕刻の時点で、約300人が捜索活動を行った。現場には警察犬やダイバーも出動している。
入植地には174人が居住していて、15人が死亡、9人が入院し、6人が行方不明になっている。残る住民は避難して仮設避難所に身を寄せている。
6人が依然行方不明だという/RUSSIAN EMERGENCY SITUATIONS MIN/AFP via Getty Images
ロシア国営RIAノーボスチ通信によると、地元当局者は建築基準の緩さや気象条件がダムの決壊を引き起こした可能性があるとの見方を示した。
同通信によれば、ダムはシブゾロトという企業のものだった。