コロンビア駐在の米外交職員、ボート事故で死亡か 米国務長官が発表
(CNN) 南米コロンビアを訪問中のポンペオ米国務長官は20日、同国に駐在していた米外交職員が先週末のボート事故で行方不明となり、死亡したと推定されると明らかにした。
ポンペオ氏は首都ボゴタで臨んだドゥケ大統領との共同会見で、ボート事故が18日に起き、乗客にはほかの米政府職員も含まれていたと語った。
同氏によると、職員らのうち数人が軽傷を負い、1人は空路米国の病院へ搬送された。行方不明になった職員の家族には連絡したが、プライバシーに配慮して名前の公表は控えているという。
米国務省の報道担当者がCNNに語ったところによれば、この職員は臨時の任務でボゴタの米大使館に派遣され、コロンビア北岸のカルタヘナへ観光に出かけていた。
同国駐在または訪問中の職員らとともに乗ったボートが転覆した。本人以外は現地の民間人やコロンビア軍部隊に救助された。
コロンビア海軍は20日、ボート事故はカルタヘナ沖のロザリオ諸島付近で発生し、乗客12人のうち11人は助かったと発表した。