ナイジェリア、教会やホテルが再開 新型コロナ対策の規制緩和
ナイジェリア・ラゴス(CNN) アフリカ西部ナイジェリアは、新型コロナウイルスの感染拡大のために制限していた宗教上の集会やホテルの営業について規制を緩和した。
これまで、宗教や社会的な集まりは、最大都市のラゴスや首都アブジャ、オグン州で禁止されていた。
大統領の対策チームの幹部が1日、テレビを通じた説明で明らかにした。一定の条件の下で、モスク(イスラム教礼拝所)や教会、ホテルは活動を再開できる。
礼拝をする人は、マスクを着用し、人との距離を保ち、集会に参加する前に手を適切に消毒しなければならない。ホテルも同様の措置が必要で、受け入れ人数も制限される。
レストランやバー、その他の集会は依然として禁止となっている。学校も閉鎖されているほか、州間の旅行も禁じられている。
ナイジェリアでは6月2日までに、1万500人以上の感染が確認されている。対策チームによれば、ナイジェリアはまだピークを迎えていないという。