ブラジル、中国製ワクチンの治験を中断 有害事象が発生

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ブラジルの治験でワクチンを打つ看護師とボランティア=8月/SILVIO AVILA/AFP/AFP via Getty Images

ブラジルの治験でワクチンを打つ看護師とボランティア=8月/SILVIO AVILA/AFP/AFP via Getty Images

(CNN) ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)は9日、中国のバイオ医薬品メーカー、シノバック・バイオテックが開発している新型コロナウイルスワクチン「コロナバック」の臨床試験(治験)を中断すると発表した。

ブラジルでの治験にはサンパウロ州のブタンタン研究所が協力し、7月末から最終段階の第3相試験に入っていた。

CNNブラジルによると、先月29日に参加者1人に重篤な有害事象が起きたことを受け、中断が決まった。中断している間は、新たな参加者への接種を取りやめる。

これまでのデータを分析し、試験継続のリスクと利益を判定するという。プライバシー保護の規定により、詳細は公表されていない。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「新型コロナウイルス」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]