フィリップ殿下埋葬へ、英で葬儀の準備進む

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先日死去したフィリップ殿下の葬儀が英国時間17日に執り行われる/WPA Pool/Getty Images Europe/Getty Images

先日死去したフィリップ殿下の葬儀が英国時間17日に執り行われる/WPA Pool/Getty Images Europe/Getty Images

(CNN) 英エリザベス女王の夫で、先日死去したフィリップ殿下が英国時間17日に埋葬される。小規模な葬儀には王室のメンバーを含む30人が参列する。

エディンバラ公とも呼ばれるフィリップ殿下は今月9日、ウィンザー城内で亡くなった。99歳だった。英国で最も長く王配(在位中の君主の配偶者)を務め、エリザベス女王とは73年間にわたって連れ添った。

息子のアンドルー王子によると、殿下の死去を受け、女王は感情を表に出さないながらも人生に「大きな穴」が空いたと話していたという。

葬儀は王室の基準からすると控え目なものになる見通し。ウィンザー城の敷地内にある聖ジョージ礼拝堂で現地時間午後3時(日本時間午後11時)から執り行われる。

参列者には王室の高位メンバーや殿下の親戚、親しい友人が含まれる。

英イングランドにおける新型コロナウイルス対策の行動制限を踏まえ、屋内での儀式に参列するのは30人のみとなる。ただ、勲章も獲得したフィリップ殿下の軍歴に敬意を表し、屋外で700人以上の軍要員が葬儀を支援する。

フィリップ殿下は1953年に海軍を退役してから、生涯を通じて軍と近い関係を保っていた。王立海兵隊元帥の地位を有していたこともある。

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