火山が噴火、溶岩はルワンダ方面へ流出か コンゴ民主共和国

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ニラゴンゴ山の噴火の様子=22日、コンゴ民主共和国(旧ザイール)/Alex Miles/AFP/Getty Images

ニラゴンゴ山の噴火の様子=22日、コンゴ民主共和国(旧ザイール)/Alex Miles/AFP/Getty Images

(CNN) コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部のルワンダ国境付近にあるニラゴンゴ山が22日、噴火した。

国連PKO「コンゴ民主共和国安定化ミッション」は偵察ヘリコプターからの観測に基づき、溶岩はルワンダ方面へ流れ出していて、近くの都市ゴマなど主な人口密集地は直撃を免れているとの見方を示した。

在コンゴ英大使館は22日、同日夜に噴火が始まったとツイート。ゴマ市内に危険が及ぶ兆候はみられないとしたうえで注意を呼び掛け、引き続き状況を注視すると述べた。

ニラゴンゴ山で前回大きな噴火があったのは2002年。ゴマで250人が死亡し、数千人が避難した。

ゴマの周辺都市から避難する住民=22日/Guerchom Ndebo/AFP/Getty Images
ゴマの周辺都市から避難する住民=22日/Guerchom Ndebo/AFP/Getty Images

当局はゴマ周辺の都市に対して避難計画を発動した。

ゴマ火山観測所の専門家によれば、火山の活動は収まってきたようにみられる。それでも、安全のために避難指示が出されたという。ルワンダとの国境も閉鎖された。

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