コンゴで噴火、隣国ルワンダに8000人が避難
(CNN) コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部のルワンダ国境付近にあるニラゴンゴ山が噴火したため、コンゴから約8000人がルワンダに避難したことがわかった。ルワンダの危機管理当局が23日明らかにした。
当局のツイッターへの投稿によれば、23日午前、ニラゴンゴ山からの溶岩の流出が止まり、避難してきたコンゴ人の大部分がコンゴに戻っていったという。
ノルウェー難民評議会(NRC)の広報担当によれば、22日に起きた噴火を受けて、コンゴ東部の都市ゴマでは数千人が屋外で夜を過ごした。同広報担当によれば、大きな混乱はなかったものの、人々は懸念を示していた。
噴火を受けて住民がゴマを離れる=22日/Guerchom Ndebo/AFP/Getty Images
避難した人々は当初、徒歩でルワンダに向かったが、国境が閉ざされていたため、歩いてゴマに戻り、市の北側に向かったという。
町のいたるところに所持品を持ったり子どもを連れたりした人々が歩いていたという。