ブラジル大統領、腸閉塞で入院 1週間以上しゃっくり止まらず

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ブラジルのボルソナーロ大統領が追加検査のためサンパウロ市内の病院に転院する/Andressa Anholete/Getty Images South America/Getty Images

ブラジルのボルソナーロ大統領が追加検査のためサンパウロ市内の病院に転院する/Andressa Anholete/Getty Images South America/Getty Images

ブラジル・サンパウロ(CNN) ブラジル政府はジャイール・ボルソナーロ大統領がサンパウロ市内の病院に転院すると発表した。詳しい検査を行って、緊急手術が必要かどうかを判断する。

大統領府の関係者によると、ボルソナーロ大統領は夜間に腹部の痛みを訴え、しゃっくりが続く原因を調べるために首都ブラジリアの病院に入院していた。

大統領が2018年に刃物で襲われた際に手術を担当した医師が診察した結果、腸閉塞(へいそく)が見つかったため、サンパウロ市内の病院に転院することになった。

ボルソナーロ大統領は1週間以上もしゃっくりが止まらず、そのために公の場で話すのが難しいと訴えていた。

13日夜には支持者を前に、「私は声が出ない。話しすぎるとしゃっくりが戻ってくる」と打ち明けた。

8日にSNSで開かれたイベントの際は、この時点で既に1週間以上もしゃっくりが続いていると述べ、「このライブでは自分をうまく表現できないかもしれない」と告白。歯科インプラントの手術のために服用している薬に関係があるかもしれないと話していた。

関係者によると、14日朝の時点でボルソナーロ大統領は元気そうな様子だったという。腹部のヘルニアを切除する手術を数カ月以内に受ける可能性も検討されていた。

ボルソナーロ大統領は19年1月に、刃物で刺された際に装着された人工肛門(こうもん)袋を除去する手術を受けた。昨年7月には新型コロナウイルスに感染していた。

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