ベラルーシからの亡命支援団体トップ、遺体で見つかる ウクライナ

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ウクライナの首都キエフ市内の公園で、ベラルーシからの亡命者を支援する団体の代表者ビタリー・シショフ氏が遺体で見つかった/Google

ウクライナの首都キエフ市内の公園で、ベラルーシからの亡命者を支援する団体の代表者ビタリー・シショフ氏が遺体で見つかった/Google

ウクライナ・キエフ(CNN) ウクライナ警察によると、首都キエフ市内の公園で3日、ベラルーシからの亡命者を支援する団体「ウクライナ・ベラルーシの家(BDU)」の代表者ビタリー・シショフ氏が首をつった状態で死んでいるのが見つかった。

現場はシショフ氏の自宅近く。同氏の携帯電話や所持品は持ち去られていたという。

警察は同氏が自殺に見せかけて殺害された可能性も視野に、計画的殺人の疑いで捜査を始めた。

警察は2日、シショフ氏が日課のジョギングに出掛けたまま帰らないとパートナーから連絡があったことを明らかにしていた。

BDUも同日、シショフ氏と連絡が取れなくなり、警察に通報したと発表した。防犯カメラの映像には午前9時ごろに自宅を出る姿が記録され、10時には帰宅する予定だったという。同氏の携帯電話は位置追跡機能が切られていた。

ベラルーシでは昨年の大統領選でルカシェンコ氏が当選を主張したのに対し、大規模な抗議デモが発生。デモ隊への弾圧が国際社会から非難を浴びるなど混乱状態にあり、多数のベラルーシ人が隣接するウクライナやポーランド、リトアニアへ逃げ込んでいる。

東京オリンピック(五輪)ではベラルーシ代表のクリスチナ・チマノウスカヤ選手が亡命を求め、ポーランドが人道目的の査証(ビザ)を発給した。

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